虐待被害者の心理
1、自分が愛されて育っていないから接し方がわからない。
2、愛されて育ちたかったと親への怨みがあり、子供を通して過去を思い出して怒りの感情が起きる。
3、理想の家族像と言うのがあり、上手くいかないから怒りの感情が起きる。
4、社会での理想像が有り、上手くいかないから怒りの感情が起きる。
5、その怒りという不快感情を解消しようとして行動する。例えば酒、ギャンブル、買い物、異性との交際など。そして上手くいかない不満からの怒りは解消されないどころか増大する。
そして、こんなにも不快感で苦しいのは
この子供のせいだという認識になり、お前のせいだと怒りをぶつける。その行為が暴行傷害などの虐待になる。
虐待加害者自身、こんなにも苛々して怒りが起きる流れを把握出来てなどいない。
制度をつくる政治家が、虐待加害者の心理が理解出来ないし、くだらないプライドは持っていたりするから詳しい専門家の話も聞かない。
最近は、自分の利益だけに興味があり国民の生活などどうでもいいって人が政治家になっている現状もある。
私の父は、社会で大金を稼いで家庭では崇拝されるのを理想としていたようだ。
でも彼に仕事で大金を稼ぐ能力など無い、家庭でリーダーとして指導出来る能力も無いし、知識や経験を努力で補おうという頭も無い。
結果、酒の量が増えて、より怒りが起きて、その不快感情は幼い(当時)私や兄へと向かう。
そして、母は対処せずに誤魔化してきた。
だから、父は自分がしてきた事の重大さが全く理解出来ていない。当然、私や兄に嫌われているけど嫌われている理由もわかっていない。
母は抵抗せずに、見てみぬふりをして誤魔化してきたけど
子供を殺害までいく人は、抵抗したり罵ったりしたから、その分の怒りも子供へと向かったのだろう。
本来なら、その不快感情は自分で解決しなければならない。
それに、子供に責任など無い。
その子供は、ある日突然インターホン連打したりドアガンガンして家に侵入してきたんじゃ無いだろう。
そして残念ながら、その不快感情のコントロール方法を学ぶ場が社会には殆ど無い。
そして残念ながら、向上心があっても指導側がおかしい事も多いから犯罪に巻き込まれたりもする。
わかりやすいのがカルト宗教だ。