10時18分
父という毒物
実家に帰ると、私の使っているマグカップに煙草が投げ捨てられていた。
食器を灰皿代わりにして、キッチンにある生ゴミなどを入れる三角の容器に吸殻を捨てていたから、他の食器にも灰が入っている。
他にも、冷蔵庫に入れていた食材を勝手に食べられていた事もある。家の中に泥棒がいるとか気分が悪い。
彼は本当に成長していない。
癌を患い、医師に煙草を控えるように言われていても毎日吸って周りにいる人(母、兄、私)に迷惑をかけて、こういう事が嫌われてる原因なのに全く気づいていない。
周囲から10代の未熟な時によく言われて、腹がたっていた事がある。
親は子供の為にやっているとか、
話せばわかるとか、
親孝行しろとか、
とにかく親というのは偉大だという価値観の強要がうざかった。
百歩譲って、それはお前の親の事で私の父には全く当て嵌まらない。
話せばわかるというのは、相手に聞く気がある場合だけだろう。
今では、父は人間語がわからないから何言っても何をしても理解出来ない愚かな存在だと思っている。
父に限らず、世の中には話しても理解し合えない人と言うのはいてる。
殴らなければ、直接のわかりやすい痛みを伴わなければ理解出来ない人は存在してる。
話せばわかるというのは、甘やかされて育った事にすら気づいていない人達の戯言でしか無い。
で、そんな愚かな人達とどういう関わり方をしていくのかが課題だ。
法が赦すのなら、殴りたい。父は「しんどい」、「はぁ…」とか頻繁に言っていて物凄く気持ち悪いので、上下の唇をホッチキスで止めたい。
因みに私は子供の頃にされた事がある。
残念ながら、法で処罰されるので出来る事は
1、物理的に可能な限り距離をおく。
2、精神的に可能な限り距離をおく。
これしか無い。
会わなくて済む存在なら会わないけど、家族や会社の上司や隣人とかなら顔を全く合わせないのは不可能だから、精神的に距離を置く。
関わる時は、感情を全く入れずに淡々と用事だけを済ませる。一人の時に、あいつムカつくとか思い出したら不快な気分になるので、一人の時も一切考えない。
考えるだけ無駄だから。何をしても、彼らは変わらないし、変わったとしてもそれは何かをしたからでは無い。
ありのままに、あるがままに、淡々とやっていくだけだ。