出来ない事を目的にするから苦しくなる
例えば、引きこもりが就職して大金を稼ぐのを目的とするから、仕事につけない自分に自己嫌悪する。
出来ない事を目的にしているから、空を飛べない自分はなんて愚かなんだと嘆いているのと変わらない。
他の人達は出来ているからと言っても、環境も状況も全く違うのだから、はじめから比較するだけ無駄だ。
出来ない事をやろうとして藻掻き苦しむのではなく、今立ってる自分の位置から、出来る事をすれば良い。
それしか絶対に出来ないのだから。
今まで本音で語り合って仲良くなれた経験が無いのなら、納得のいく完璧な人間関係をいきなり築こうとするのは出来ない事をやろうとして苦しもうとする愚かな行為でしか無い。
経験が無いのだから、恐ろしくてびびって、自己嫌悪して、他人と比較して、自己嫌悪して、より自信を無くして、苛々して、虚しくなって、出来る事すらやる気が無くなっていく。
1、叶えたい事の過剰書き
2、優先順位をつける
3、優先順位第一位だけを見て、他の事は取り敢えず無視
4、優先順位第一の問題点、こうすれば叶えられるのではと仮説を立てて、本やネットや人に聞いたりして情報を集める。
5、1つ1つ実行
出来る事しか出来ないのだから、こうやって問題を解決していくのが結果的には一番早いだろう。
優先順位2番目、3番目、上手くいかなかったらどうしようとかいちいち考えるから苦しくなって嫌になる。
はっきりしているのは、今までやって来なかったのだから自分の頭に答えなど無い。
お腹空いたから玩具屋で食料探して、食べものが無いと嘆いているみたいな、ちぐはぐな事をして上手くいかないと苦しんでいる。
何処に食料があり、それはどうすれば手に入るのかだけを取り敢えず調べろよと思う。
例えば、何かブランドものの鞄が欲しいとする。
この場合、手に入れる努力の
安いお店を探すのと料金を稼ぐ事だけに意識が向きがちだけど、
欲しい理由を考察する事の方が大切な場合もある。
流行っているから手に入れたら周りに1目置かれるとか、そのブランドが好きな誰それに気に入られるからとか。
この場合、1目置かれる事がそんなにも重要なのかと考察する。
気に入られる事の重要性、その鞄を買わずに他に気に入られる可能性は無いのか?と考察する。
そもそも、その鞄が本当に欲しいのか?と考察していくと違う理由や方法が見えて来たりする。
例えば、家族との関係。
何かをするから喜んで貰える、何かをしないから嫌われたり傷つけると思っている場合、
それは本当にそうなのだろうか?
本人に聞いて確認したのか?それをしたところで、又はしなかったところで自分の事を嫌う程に浅はかな関係なのだろうか?
大抵の親は、今までやって来た事と全く違う事がしたくなったら、向いていないとやめるように言うだろうけど、最後には認めるものだ。
何故なら、子供を自分の思い通りに扱いたいのではなく自分の人生を楽しんで貰いたいと本当は思っているから。
精神のぶっ壊れている毒親は覗いて。
毒親は、問題を自分で解決しようとはせずに、問題の原因も解決も子供の責任に転換させているから。
だから、お前のせいでこうなったという言い方をする場合が多い。とにかく子供を責めて自分の精神を保とうとする。