性依存と女性嫌悪の日々

何かありましたら、moke396@macr2.comまでメッセージ下さい。

10時17分

相対性貧乏


20代の頃、とにかく金が欲しくて


ビジネス書や経営書や成功哲学の本をよく読んでた。


そして、1日12〜16時間ほど働いたりしていた。


休みも月に4日以下で。


人と比較して、人より金が欲しい、人より良い物を持ちたい、人より豊かでいたい、人より優秀でいたいなどと思っていた。


父から過度な虐待を受けて育ったからこその価値観だろう。


お前のせいで金が無いとか、お前にいくら生活費がかかっているかとかを頻繁に聞かされてきた。


生きてる価値ないとか家畜の方がましとかも。


未就学児の頃から。


そして、父の機嫌が悪いとご飯が食べられなかったし、包丁で斬りつけられたり熱湯をかけられるのも頻繁だった。


父のコンプレックスの反映なんだろうけど、子供にそんな事はわからないし、子供に親のコンプレックスを押し付けるのも筋違いだ。


自分に自身が無くなり、目に見えるわかりやすい形での自身を求めていた。


もので埋めようとして、服もブランドものを買ったりしていた。


これらの思いと経験から得たものは、苦痛だけだった。


全く満たされなくて、虚しさが強くなった。


欲しいものが得られなくて苦しくて、


欲しいものが得られても喜びは一瞬で消え去り、


より多く、より良いものが欲しくなった。


でも、思うように金は稼げなくて


自分の思いと社会との立ち位置が大きく異なり、それがまた苦痛だった。


営業の仕事をしていた頃、上司からは毎朝、挨拶よりも今日は何件契約しろとノルマを伝えられる。


客に喜んで貰おうなどという考えが会社には無くて、とにかく利益だけをみる数字至上主義だった。


まともな人間はついていけなくて辞めて、嘘や騙すのを平気な人だけが残るから、上司はそんな人ばかりだった。


金を稼ぐというのが、他から奪い取るという風に感じる事が多かった。


世に蔓延るブラック企業なんかはその典型的な例だろう。


残業代やバイトの時給すらけちって払わないのは、経営者の利益を少しでも増やしたいからだ。


お前のせいで会社が潰れるんだと脅し、実際は自らの収入を少しでも増やす事しか考えていない。


法的に罰せられなくても、嘘をついて騙して、他人から奪い取ろうとするのは家庭環境の悪さの影響が大きいのだと思う。


やりきれない苛立ちと虚しさが歳を重ねる度に大きくなった。


なんだか、凄く疲れてストレスだけを感じていた。


欲しいものが得られないと苦しいけど、欲しくないものを得ても喜びや楽しさなどの心地良い感覚にはならない。


今の社会情勢を計算に入れても、金を追いかけるのがそもそもの間違いだと思うようになった。


幸福度と収入は比例しないのに、計算事態が間違えていた。


これに気づかずに、そのまま突っ走っていたら、無差別殺人でもしていたのでは無いかなと思う。


秋葉原殺傷事件の加藤被告は、母からの過度な虐待を長期間受けているし。


だからと言って殺人をしても良い訳では無いけれど、虚しさと苛立ちからあのような行動を取るのは自然でもある。


虐待被害の経験が無い人には理解出来ないだろうけど、不自然な環境で成長したら不自然な行動を取るというぐらいはわかるだろう。


成功哲学やビジネス書から、心理学やストア哲学、スピリチュアルの本をよく読むようになった。


特に、ウエインWダイアー博士の本がお気に入りだった。


キリスト教の愛と赦し、仏教の慈悲とヴィパッサナー瞑想を学び、価値観が大きく変わった。


神への信仰という胡散臭いものではなく、キリストやブッダから学べる事はある。


因みに、この二人は現在立川でルームシェアをしてるようだ。


又は、九次元と呼ばれる霊界の遥か上の方にいるらしい。


なんだか、努力とか頑張るとかが凄く面倒くさくなった。


明らかに、個人の能力や努力よりも親のコネなど環境の影響の方が大きいから。少なくとも、既存システムにのって金を稼ぐという点では。


何かを得ようとするのではなく、いらないものを捨てたくなった。


人に認められたい、褒められたい、尊敬されたいという承認欲求とか。


承認欲が有るから、人の顔色をうかがい、人にどう思われるのかを気にする。


自分で自己を承認出来ない人は、他者からの承認を過剰に期待して、思うように扱われないと苦しくなる。


そして、思うように扱われた時だけ苦痛がやわらぐ。


ほんの少しだけ。


完全に他人からの承認がどうでも良くなるには、悟りでも開かないと無理だろうけど、減らす事は出来るのでは無いかなと思う。

×

非ログインユーザーとして返信する

あと 2000文字

※は必須項目です。